asaの足あと

何気ない暮らしと、その中で、日々こぼれ落ちるささやかな幸せと小さな痛みをそっと静かに残すように、このブログをしたためています。

なんでもないようなことを書く

日曜日のこと、

日記にかくことがない

と娘が言った。

宿題で出さなきゃいけないのに、

昨日なんにもしなかったし今日もなんにもしないし、

と。

 

なんにもしなかった?

と、私はぎょっとした。

 

なにもしないで

どうしてここまで家の中が散らかるのだ。

工作だ工作だ!と

昨日も今日もあれこれ出しては

切りまくって貼りまくっていたではないか。

 

にもかかわらず、

娘は提出用の用紙をつまんで、

こまったなぁとため息をつく。

 

私は苛立って、

「お出かけとか、買いものとか、

 そういうことでもしないと日記かけないの?」

と言った。

「いつもと同じなんでもないようなことを拾い上げて

 素直に書く、それが日記じゃないの?

 日記かくために暮らしてんじゃないんだからさ」

と、さらに冷たく言い放つと、

娘は顔を歪めて、ぷりぷり泣き怒って、

夫のおこもり部屋に去って行った。

 

やがて、気を取り直した様子の娘が、

とびはねるようにやってきた。

にこにこと用紙をつきだしてくる。

「読んでいいの?」

ときくと、

どうぞどうぞ

と、さらにつきだしてきた。

 


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。。。

 

「これ写真とっていい?」

ときくと、

どうぞどうぞ

と、誇らしげに微笑む。

 

さらに

「これ見せびらかしていい?」

ときくと、

どうぞどうぞ

と。

(※よって、ここで見せびらかします)

 

「お父さんにはみせたの?」

ときくと、

「みせてない。みせてくるー」

と、私の手からとりあげたそれを

ひらひらと揺らしながら、

上機嫌で夫の元へととんでいった。

 

「なんやねん、これ。なんでやねん」

と、夫のぼやく声がきこえてきて、

私はくくくっとこっそり笑った。

 

 

(日記の裏面)
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追記(ぼやき)

きれいにしていたはずのところから、あの黒い虫がでてきたときのショックときたら。思い出す度にぞくっとする。何がいけなかったのか、どうしたらいいのか。。。あたたかくなる前に、対策を……何をすればいいのか。。。