3連休最終日は、
るんるん鼻歌を歌いながら小麦粉をこねて、
ブランチにピザをつくった。
昼下がり、
明日は朝イチから遠方で仕事だからと
出張の荷物を抱えて
夫が出て行った。
連日かんかん照りだったお日様の下
干して3日目の大根が
もう一踏ん張り
ってところで、
空模様が変わってきた。
くもり空に引きずられるように
ちょっとばかり気分もふさがってゆく。
連休の最終日は
いつも妙な淋しさと心残りと
小さな不安がむくむくとやどる。
やり過ごしてたら勝手に消えてゆく
どうってことのない
取るに足りない
おかしな感覚。
子どもの頃は
どうってことなくなんてなかったな。
金曜日に録画したドラえもんを観ながら
娘がすすり泣いている。
きっと終わったあとには
けろっと笑いながら
今日の夜ごはんは〜?
ときいてくる。
夫が不在の今日は、
娘とふたりの夜ごはん。
いつも以上に手をぬいて、
気楽で楽しくて愉快で
心もとない
連休最終日の夜ごはん。