asaの足あと

何気ない暮らしと、その中で、日々こぼれ落ちるささやかな幸せと小さな痛みをそっと静かに残すように、このブログをしたためています。

イライラにツボをおす

今日こそは

半熟ゆで卵をつるっときれいに剥きたい

と、意気込んでいる。

 

検索してあがってくるレシピやコツを

いくつか見て、

ふむふむと納得して閉じて、

そのいくつかをなぜか

勝手に組み合わせて作るもんだから、

滅多に上手くいかないのだ。

 

先週の娘の宿題の作文には

おかあさんがむいたはんじゅくのゆで卵がでこぼこできたなくて気持ちわるかったです。おかあさんはうまくむけなくてイライラしていました。

のようなことが書かれていた。

私はその作文をとても気に入っていたので、

読み返したくなって、

「先生にだした先週の作文かえってきた?」

と娘に聞いた。

いつも赤ペンで書いてくださっている

先生の短いコメントも内心期待していた。

もしかするあの太い赤文字で

ぜったい失敗しない半熟ゆで卵のむき方が

書き添えられているのではないか、

とおかしな妄想まで微かにし、

うきうきもしていた。

「なんかかえってこなかった。

 なくなったんちゃうかな」

と娘はけろっとこたえた。

 

なくなったかも

なんてきくと、

あれはずいぶん立派な作文だったのに

と、過大に素晴らしくも思えてくる。

本当になくなったのだとしたら、

惜しいものをなくしてしまったなぁ。

 

 

さて、

半熟卵の件にかぎらず、

ここ最近の私ときたら、

イライラのこみ上げ具合がひどいもんだ。

このままでは家族の未来にも

大きな支障をきたしかねない。

すがるように図書館の中を彷徨い、

ツボの本を借りてきた。

 

頭のてっぺんに

百会(ひゃくえ)

というツボがあり、

中指と薬指でおすと気持ちが静まるらしい。

 

鼻詰まりのひどい娘には

迎香(げいこう)

という小鼻の脇にあるツボを。

人差し指と中指を重ねて強めにおさえる。

 

昨夜、ベッドの上でならんで、

私は頭のてっぺんを、

娘は小鼻の脇を、

それぞれしっかりおして

眠りについた。

 

久しぶりに朝までぐっすり眠れたのは、

ツボのおかげか、

つきあってくれた娘のおかげか、

それとも

図書館内の散策という

久方ぶりのささやかな運動のおかげか。