asaの足あと

何気ない暮らしと、その中で、日々こぼれ落ちるささやかな幸せと小さな痛みをそっと静かに残すように、このブログをしたためています。

素麺をすすりながら年を重ねる

少し寝不足で

ひどく運動不足で

なんとなくコミュニケーション不足気味な

ここ最近のいつもと

同じような日の、同じような朝。

 

ぬか漬けをかじりながら、

いつもと同じように

いつもと変わらない

朝ごはんの準備をした。

 

寝ぼけ眼のまま食卓についた娘は、

いつもと同じように

食べながら覚醒していき、

あるタイミングで

とたんに饒舌になる。

 

上機嫌でランドセルを背負った娘を送りだし、

会社パソコンに向かう。

 

画面越しのミーティングも

チャットで繰り広げられる業務確認も

どことなく覚束ないのは、

テレワークのせいではなく、

まだ数回しか会ったことのない

上司や同僚のせいではさらになく、

私自身の問題だ。

 

私の心の問題ではなく

きっと私の頭の問題である

と今は苦々しく思っている。

 

厄介だなぁと

肩をカチンカチンに強張らせているところに、

宅配便がやってきた。

 

届いたのは、

月来子 (id:flemy) さんの描いた

側転ふきちゃんのトートバッグ。


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ButiCafe 永富月来子 ( flemyrabbit )のオリジナルアイテム通販 ∞ SUZURI(スズリ)

 

ふきちゃん、かわいい(*^^*)

 

もう少し遅くの到着予定だったのに

まさか今日届くとは。

 

ほんのり気分がもりあがる。

 

夕方、学校から帰ってきた娘は、

けたたましく宿題を片付け、

おやつをぼろぼろ散らかしながら食べ、

You Tubeをみたあと、

熱心に書き物をしていた。

 

いつもと同じようでいて

今日は特別な日だから、と、

夜ごはんはそうめんにする。


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ぶっかけそうめん

 

 

夜ごはんのとき、

娘が「きいてくださーい」

と椅子の上に立ち上がった。

にやにや嬉しそうに

「今からママのお誕生日をお祝いします」 

と、背中のうしろから

手作り絵本をひょいっとだす。

 

生まれてから1年生の終わりに引っ越すまでの

娘と娘に近しい人たちの実話。

面白くて、なつかしくて、

げらげら笑いながらもじんとする。

 

こてこて好きの娘と夫は、

そうめんを嫌がる。

私の誕生日なんだから

私の食べたいものを一緒に食べて

と、前々から宣言していた。

特別な夜ごはん、そうめん。

 

嫌だったはずのそうめんにがっつきながら、

「おいしい〜。これおかわりあるん?」

と娘がきいてきたとき、

今日という日がまたいちだんと

特別な日になる。

 

 

お風呂上がりに、

濡れた髪をふりみだして

駆け回っていた娘が、

扉にかかったふきちゃんトートをみつけ、

あっ!と指さした。

娘とふきちゃんはちょっと似ている…

なんて言ったら

月来子さんが憤慨するだろうか。。。

 

何日か前のできことです。

 

ふきちゃんトートを手にし、

手作り絵本をもらい、

素麺をすすりながら、

40歳になりました。