asaの足あと

何気ない暮らしと、その中で、日々こぼれ落ちるささやかな幸せと小さな痛みをそっと静かに残すように、このブログをしたためています。

邪念に満ちたクッキーを焼く

土曜日、娘とクッキーを焼いた。


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1日遅れのバレンタイン。

娘から夫への。

 

ラッピングもせず、

お皿にもうつさず、

鉄板のまま

「さぁ、好きなのを好きなだけどうぞ」

と、3人で焼き立てをかこむ。

 

夫が数枚、

私はその2,3倍、

残りはぜんぶ娘のもの。

 

娘はうはうはと

食欲を満たしながら

達成感にひたる。

 

 

夜、娘が楽しげに悩みはじめる。

「ホワイトデー何もらおうかな」

と。

「パパ1000円より高いもん買ってくれるかな」

とまで言い出し、目をきらきらと輝かす。

 

いやいや、

誕生日でもクリスマスでもないんだから。

私はため息をついてみせる。

「ホワイトデーはおねだりして

 好きなものもらう日じゃないからね」

娘は、ハッとした顔で私をふりかえる。

「だいたいお返しもお菓子やで。

 マシュマロとか」

と言うと、

娘はあわてて夫のところにとんでいく。

 

「パパ、ホワイトデーお菓子はやめてな。

 欲しいもの考えておくからそれにしてな」

 

お菓子はだまってても

学童でも家でもだしてもらえるものと

信じて疑わない娘の

夫にせびる声がきこえてくる。

ぜいたく者め。

 

せびり終えた娘は

また達成感に満ち満ちた顔でもどってきた。

「ホワイトデーだいじょうぶやって」

 

まったく。。。

 

 

娘の邪念に満ちたクッキーは、

とっても美味しかった。

ぜいたくな週末^^