asaの足あと

何気ない暮らしと、その中で、日々こぼれ落ちるささやかな幸せと小さな痛みをそっと静かに残すように、このブログをしたためています。

たりない時間を染みつける

「時間がもったいない」

と小学1年生の娘が口にする。

せかせかせかせかと

乱雑にランドセルに

翌日のセットを詰め込みながら、

「時間がたりないの」

と、今にも泣き出しそうな顔で

さらに言う。

 

この時間がもったいない……

先月の参観のとき、

ざわざわする子どもたちを沈めるため

担任の先生が苛立たしげに言っていて、

あらあら、と苦笑したのだった。

子どもたち…いや少なくとも娘は、

家でも学校でも、きりきりと

時間をもったいながられてるわ、と。

 

先生もきりきり。

父である夫もいらいら。

母である私もきりきりいらいら。

 

娘もなかなか大変だわ、

と反省だらけの苦笑なのだった。

 

大人たちから染みついた

もったいなくって、ちっともたりない時間。

 

実際のところ、娘の時間は

たしかにたりないのだと思う。

平日は夜7時過ぎに学童から帰りついてから

就寝目標の10時まで

3時間足らずのあいだに、

やることはたんまりある。

 

食いしん坊の娘は、

晩ごはんにそこそこの時間がかかるし、

食後のおつまみときな粉牛乳も欠かせない。

 

おなかと口が満足したところで、

宿題の音読と

もはや意味をなしているのか分からないほど

猛スピードでめくられてゆく計算カード。

連絡帳やプリントをだして、

次の日の時間割をそろえる。

 

ようやく遊べる、

と念願の遊び道具を広げはじめたところで

お風呂がわいて、顔をしかめる。

 

嫌な顔をしていたわりには

お風呂の中では

手遊びや湯のかけ合いを

幾度もあきずにくりかえす。

 

お風呂上がり、

濡れた髪を乾かすよ、と言っても

ちょっと待って 

と、いつまでたってもやってこない。

 

娘には時間がたりない。

 

そりゃそうだ。

 

毎日
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こんなにひろげて

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つくりたいもの、やりたいことが

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娘にはまだまだいっぱい


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いっぱいあるんだから。