asaの足あと

何気ない暮らしと、その中で、日々こぼれ落ちるささやかな幸せと小さな痛みをそっと静かに残すように、このブログをしたためています。

髪を切る

先日、そそくさと徒歩3分のところにある

行きつけの美容院に行った。

 

肩上くらいまでカットしてもらい、

「こんな感じに仕上がりました〜」

とまだどこか少年のようにも

それでいてずいぶん大人にもみえる

感じのいい美容師さんに言われ、

しかとみつめた鏡には

1時間前よりちょいと可愛い私がいて、

うんうん、と

美容師さんに感謝の気持ちをこめて

頷きながらニカッと笑った。

 

なのに、3分の道のりを

さっそうと歩いて帰りついた我が家で

鏡をのぞいてみたら、

どうも違う。

へんではない。

けっして悪いわけじゃない。

だけど、可愛くはない。

 

やっぱりこんなもんか。

 

しぶしぶと、キッチンに行き、米を研ぐ。

 

夫の横でせっせと工作にはげんでいた娘が、

私の髪型を確認しにきて、

感想も言わずにクククッと笑って

舞い戻っていった。

 

ちっ、やっぱりこんなもんか。

 

 

夫はもちろん無反応。

 

まっ、こんなもんだ。

 

 

夜、お風呂のあとで髪を乾かすとき、

軽やかに、すいすいと乾いた。

やっぱり切ってよかったな。

鏡の中の自分に、微笑む。

 

翌朝、洗顔後にまた鏡をみると、

あら不思議、

なんとなくいい感じがする。

昨日より可愛くなっている。

 

これはいい。

 

少し会社に向かう足どりが軽くなる。

 

会社のトイレで、大きな鏡をみると、

うん、やっぱり先週の自分より断然いい。

ほくそ笑んでから、

ふっとひと息はいて

雑然としたデスクにもどる。

 

髪を切った翌日は、

頭も心も、足どりも軽い。

 

翌週も、まだ少しは

持続していたりする。

 

翌月は、、、

持続してるといいんだけどなぁ。