小学1年生もすっかり板についた娘、
毎晩あれやこれやと忙しそうで、
寝る前に一緒に絵本をめくる日が
少なくなってきました。
一昨日ひさしぶりに肩をならべて読んだのは、
図書館で私が選んで借りてきた絵本。
ぷぷぷっと笑うと、
本当は違うのを読んでほしかった娘も
くくくっと笑う。
娘は「かんぺきなこども」だと思う。
姿勢はわるいし、行儀もわるい。
食べるときはぼろぼろこぼすし、
あれが欲しいこれがしたいと
次から次へとねだってくるし、
せっかくアイロンがけした給食セットも
ぐっちゃぐちゃにランドセルに押し込む。
油性マジックで絵を描いては机を汚すし、
毎日毎日散らかし放題で、
そりゃもうイライラするのだけど。
それでも、
かんぺきなおとなとは程遠い
穴ボコだらけの私のことも
まっすぐに愛してくれる娘は、
優しくて、あったかくて、
どう考えたってやっぱり
かんぺきなこどもなのだ。