asaの足あと

何気ない暮らしと、その中で、日々こぼれ落ちるささやかな幸せと小さな痛みをそっと静かに残すように、このブログをしたためています。

花束をかくす

夏休み初日、

新幹線で爆睡しながら、夫の実家へ。

 

娘は、いとこたちとはしゃぎっぱなし。

 

広くて古い家。

ここでの時間は、のどかでさわがしく、

豪快で気だるい。

 

庭でカエルやバッタをつかまえたり、

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床をみしみしいわせながら

縁側を走り回ったり、

子どもたちが夢中で遊んでいるすきに、

夫とふたり車で買い出しに。

 

バーベキュー用の炭やらお酒を買って、

事前にこっそり予約していた

花束とケーキを受け取りに。

 

車の中で、

夫との会話はぽつりぽつりと必要最小限。

ふだん夫とふたりだけで過ごすことは

ほとんどない。

 

ラジオから

SMAP夜空ノムコウと、

嵐の…花より男子の主題歌だった曲が

ながれてきて、

ジャニーズファンってわけではないけれど、

どちらの曲も好きだったなと

嵐の方にいたっては曲名も忘れたくせして、

なつかしさに

胸がきゅんっとする。

 

まだ10代だったあの頃、

私は元気だったのだろうか。

今よりずっと生きにくかったけど、

今よりときめくことができて、

今より少し体力もあった気がする。

なつかしいなぁ。

 

ずっと疲れがぬけなくて、

義実家にきてしまえば、

気分も入れかわり

ちょっとは体も元気になるだろう。

そう思っていたのに、

やっぱりどうにも

いつまでたっても体はぐったり。

 

SMAP

かなしみっていつかは

消えてしまうものなのかな〜♪

という唄声に、

悲しくもないのに泣けてくる。

へんなの。

ホントにちっとも悲しくないのに。

いつだって真剣に悲しかったあの頃とちがって、

心はこんなにも平和なのに。

 

家について、

どうにか空間をつくった庭の冷蔵庫に

ケーキを入れて、

大きな花束をこっそり2階の部屋に運ぶ。

とびだしてきた娘が

「きれいー」

と歓声をあげ、

私はしーっと人差し指をたてる。

「ばあばに内緒ね」

と言うと、

娘はだだだだだーっと

ひとつ年下のいとこの元に走っていき、

「むっちゃすごいお花、ばあばに内緒やって」

と、大声で伝える(ーー;) わざとだな。

 

BBQにあわせてのお祝いじゃあんまりかな。

ずいぶん悩んで、

何ヶ月も前から何度も夫と

その弟さんに投げかけてきたけど、

結局ささやかに。

 

今夜は、義母のサプライズ古希パーティー


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夕方には、夫が楽天で注文したプレゼントが

届くはずなのだけど、

宅配便やさんだいじょうぶかなぁ……

と、すっかり僻地にいる気分の私は

ひそかにひとり、そわそわしている。