asaの足あと

何気ない暮らしと、その中で、日々こぼれ落ちるささやかな幸せと小さな痛みをそっと静かに残すように、このブログをしたためています。

冬のベランダにてんとう虫を放す

昨日の昼下がり、

買ってきた白菜にてんとう虫がくっついていて、

夫と公園に行っている娘に伝えたくて

束の間うずうずするのだけど、

すぐに冷静になり、

ベランダに放しました。


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ベランダ薄汚れてるなぁ……

と、さらに冷静になる。。。

 

夕ごはんのあと、

夫はYouTubeで何やらみはじめ、

娘は借りてきたソフィアのDVDをみはじめ、

私は片付けもそのままに、

バタバタと玄関に行く。

すると、娘のスニーカーの中に

大量の砂がたまっているのが

目にとびこんできました。

 

あぁ、いっぱい遊んできたのね

・・・と朗らかに思う気持ちの余裕を

もはや失っていた私は、

「靴の中の砂、帰ったらちゃんと捨てて」

と、リビングに向かって大声をだす。

「はーい」

と、呑気な娘の声。

一向にやってくる気配がないので、

イライラしながらゴミ箱にむかって

靴をひっくり返すと、

砂やら塵やらが次から次へとでてきました。

 

リビングにもどると、

YouTubeに夢中の夫と、

ソフィアに夢中の娘。

そして、キッチンには乱雑にさげた洗い物と

濡れたままひっくり返った鍋。

 

「靴の砂、自分で捨てなさいっていつも言ってるでしょ。

 いつもいつも、面倒なことはぜんぶママがやるの?」

と、まくしたてるように言うと、

娘はビクッとこちらをみてDVDをとめ、

泣き叫びながら、玄関にむかってかけて行きました。

 

やつあたり。。。

 

休日が終わっていくことに

焦りと小さな怯えを抱く私は、

一見のんきに休み最後の自分時間を楽しむ夫と娘が

きっと羨ましくて仕方ないのだ。

 

嫉妬ゆえのやつあたり。

 

そもそも何にそんなに焦っているのか、

何に小さく怯えているのか、

なんにもこわいものなんてないはずなのに

おかしな私の思考のクセ。

 

「ママごめんな」

と娘が涙をふいてすりよってきて、

「あっ、そういえば」

と私は娘を連れて、

ベランダへの扉をあけました。

「白菜にてんとう虫がついてて、ここに放してんけど」

えっ!と顔をのりだす娘。

既にそこにはてんとう虫の姿はなく、

「えー、みたかった」

と、娘は笑いながら地団駄を踏むのでした。

 

夫は終始無言でYouTubeをみつづけていました。

 

夜、休みが終わっていくね、とこぼすと、

「だいじょうぶだよ。4回行ったらまたお休みだよ」

と、6歳の娘が励ましてくれました。。。