asaの足あと

何気ない暮らしと、その中で、日々こぼれ落ちるささやかな幸せと小さな痛みをそっと静かに残すように、このブログをしたためています。

冬の公園で娘と夫をさがす

冬休み最終日の夕方、
娘と夫が公園に行っているすきに、
録画していたドラマ「大恋愛」を見終えた。

前回みたときからずいぶん日数がたっているので、
もう見なくてもいいかなと
半分気持ちははなれていたのだけど、
ふいに訪れたひとり時間、
せっかくだからと
いそいそとTVをつけて・・・。

涙。。。

涙もろいのはむかしから。

TVの電源を切って、ぼんやり。
突如、無性に娘に会いたくなる。

もうすぐ夕ごはん。
今日は早めにご飯をたべて早めに寝ようね
と言っていたので、
まもなく帰ってくるだろう。
でも、今私がやりたいのは
「おかえり」と迎えることではなく、
一緒に手をつないで、
一緒に外から帰ってくることなのだ、
となぜか思う。

長かった休みが終わっていく。
休みの最後の日に、
外の空気を一緒に吸って、
楽しかったね、いっぱい遊んだね、
って気分を味わいたいのだ。
ひとりちゃっかりドラマ鑑賞をしてたくせして。
でも、ずるくたってなんだって、
なぜかやりたくてたまらないのだ。

急いでコートを羽織り、靴をはいて、
家をでて、近くの公園に向かう。

見渡しても、娘と夫は見当たらない。

急いで、別方向の近くの公園に向かう。
そこにも、娘と夫の姿はない。

さらに、もう少しだけ先の公園に走る。
やっぱり、娘と夫の姿はない。

入れ違いになったかな。

家に帰ると、娘の自転車がとまっていて、
玄関に靴が並んでいた。

「ただいまー」と言うと、
「ん」とそっけない返事。

「今、公園まで迎えにいったんだけど、
 入れ違いになっちゃったね」
と言うと、
「えっ、ママきたの?」
と、とたんに娘の声が華やかになる。
「うん、●●公園と△△公園と××公園と、
 3つ行ったけど、会えなかったね」
「えー、□□公園に行ってたのに~」
と、娘は嬉しそうにけらけら笑う。

一緒にいると、
私にもひとり時間をちょうだいと思ってしまい、
つい苛立ったり、目をそらしたり、
スマホを手にとったり。
なのに、はなれていると、
無償に会いたくなって、
また明日から
朝から晩まで離れ離れの日々がはじまるかと思うと、
少しでもくっついていたいと
願ってやまない。

勝手だぁ、私。
本当に、とことん身勝手。

冬の夕方の公園で白い息をはきながら、
夫と娘をきょろきょろさがす
勝手きわまりない自分の姿を思い返すと、
なんだか笑けてくる。

 


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