asaの足あと

何気ない暮らしと、その中で、日々こぼれ落ちるささやかな幸せと小さな痛みをそっと静かに残すように、このブログをしたためています。

いい子ちゃんに救われる

「いつも家族のためにありがとう」
と、一昨日の夜、急に娘が言い出した。
「へ?」
と聞き返すと、やっぱりまた、
「家族のためにありがとうな、ママ」と。

ははん。保育園の先生か絵本かなにかに
ふきこまれてきたのね。
いかにも優等生の台詞。

苦笑しながらも、
「こちらこそ、そんなこと言ってくれてありがとう」
と答えると、嬉しそうに顔をほころばす。

まったく、なんていい子ちゃんなんだろう。

むかし、といっても今の娘よりは大きくなってからだけど、
心の中がねじれまがった子どもだった私は、
『いい子ちゃん』がきらいだった。
というより、ねたんでいた。
うらやましかったのだと思う。

ねじれた視線でみる小さな世界は
どこかゆがんでいて、
いつも酔ったようにふわふわ
不安でいっぱいだったような気がする。

大人になってからも、そのふわふわは
ずいぶん長いことつきまとっていたのだけど。
年を重ねるうちに気づけば
地に足つけてそれなりに
まっすぐ立てるようになっていた。

「わぁ、今日の晩ごはんチキンカツ!」
娘が歓声をあげる。
「チキンカツだいすき」
まとめて揚げてから冷凍してた作り置き、
急いでチンして出しただけのそれを
娘は嬉しそうにのぞきこむ。
「ママいつもありがとう」
極上の笑顔。可愛すぎる。

かちこちになっていた心がふっと緩む。救われた。

いい子ちゃんって、いいもんだ。
ずっとその笑顔でいてほしい。

 

娘の作った亀の家。f:id:asanoomusubi:20181114054812j:image

日に日に進化していく亀の家。
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置き場所が。。。