『見るだけで体が変わる魔法のイラスト』
小池義孝さんという気功治療院院長さんの書かれた本を
見るだけなら、ということで、めくってみました。
見るだけのはずが、
ふむふむふむ...と、あっという間に読んでしまいました。
いいなと思ったところを備忘録として。
大腰筋のヒミツ
足のつけ根はどこだと思いますか?
ほとんどの方が、太もものつけ根だと思っています。
確かに、股関節のある場所なので、骨格で見れば間違いありません。
しかし足を動かす筋肉で見れば、赤い丸のところが正解です。
※赤い丸のところがイラストでかかれています。みぞおちあたり。
この筋肉は、大腰筋といいます。インナーマッスルという言葉はすっかりおなじみになりましたが、その代表格のような存在です。
大腰筋の始まりは、鳩尾(みぞおち)のあたりです。そこが足のつけ根だと意識して、歩いてみてください。
鳩尾の高さの背中から、足を動かし出すイメージです。
この歩き方を「大腰筋ウォーキング」と名づけます。
大腰筋ウォーキングは、一歩の幅が大きくなり、歩くスピードも速くなります。骨盤の中が動くために、骨盤の歪みも調整されます
骨盤の歪みが調整される⁉
やらないわけにはいきません。
血行が良くなり、こりが軽減されます。
こりゃもう、やらずにはいられません。
大腰筋そのものと腹筋が鍛えられて、体幹が強くなります。
まさに私に必要なものです。
腰痛の改善や予防も期待できます。
夫にもやらせたい…。
そして、おもしろいのがこのあとで。
元気よく大腰筋ウォーキングをしてみてください。
そこであえて、ネガティブな考えをしてみます。
すると、まったく心がついて来ないのがわかります。
ネガティブになれないのです。
実験しました。
みぞおちのあたりを足のつけ根だと意識して、
歩く、歩く、歩く。。。
とはいっても、駅までの徒歩3分、
ほんの少しの道のりですが(^-^;
たしかに心がついて来ませんでした。
まぁ、さっそく素直に試してみようと思えるくらいに
気分も高揚している時なので、
当然ともいえる気がするのですが、
とはいえ、
大腰筋は、腎経という東洋医学ではとても有名な経絡(気の流れ道)と深い関係があります。 腎経の流れを良くすると大腰筋が強くなり、大腰筋を刺激すると腎経が活性化します。腎経が活性化されれば、心身の活力が上がります。
とかかれているのを読んでしまうと、
東洋医学的にも理にかなっているんだ!と
またむくむくとやる気がみなぎってきます。
何となく元気がない、休んでいるはずなのに疲れている、気分が沈んでいる、後ろ向きになっている、などの時、大腰筋ウォーキングは効果てきめんです!
ふむふむ。
しばらく意識して歩いてみようと思っています^^