asaの足あと

何気ない暮らしと、その中で、日々こぼれ落ちるささやかな幸せと小さな痛みをそっと静かに残すように、このブログをしたためています。

反面教師にする…と言い放つ

「私は、あなたのことを反面教師にしてるから」

母に向かって、言ったことがあります。

「そうやね、ぜひそうして」

母はそう、こたえたのでした。

 

私が7歳の頃、困ったさんの夫を手放して、

ひとりで兄と私を育ててきた母。

家事が苦手で、家の中はいつもぐちゃぐちゃ。

お金も体力もあんまりないけど、

毎年、夏には、近場の旅に連れて行ってくれました。

ただただ優しくて、

口うるさいことはいっさい言わない母。

 

ちょっとくらい

口うるさくも言ってほしいなぁ、

なんとなく、そう思っていました。

 

いつも優しいのに、

ちょっと心のなかのことを話しかけてみても、

なんだか届かない。

近くにいるのに、遠いなぁ。

なんとなく、そう思っていました。

まるまる理解してほしいと、甘えてたのかな。

まるまる理解なんて、

たとえ母娘でも、どんなに近くても、

決してできないことなのに。

 

父に似てる、と言われつづけた子どもの頃。

困ったさんの父に似てるって、

私もそうとう困ったちゃんなのね。。。

まいったなぁと、自分で自分を

憎らしく感じていました。

そして、本当にはげしく困ったちゃんだった私は、

困ったちゃんのまま体だけ成長していくなかで、

母にどれだけ苦労をかけてきたか。

感謝と反省の大きさときたら、

それはもう、はかりしれません。

 

ずいぶん大人な年になり、私も母になり、

ふとした時に、

母の弱さを垣間みることがありました。

 

父に似てると言われていたけど、

実のところ、私、お母さん似なんじゃ。。。

ひそかに思っています。

 

母の日だった日曜日に、林檎サラダをつくりました。
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子どもの頃、母がよくつくってくれた大好きな味。

母のつくるものには入ってなかった胡桃も入れて。

レーズンは、母の方が多かったかな。

 

なにかを加えたり、

なにかを減らしたりしながら……

大好きだった母のレシピを私のレシピに。

 

反面教師なんて、とんでもない。

まったくもって、とんでもない。

 

今週のお題「おかあさん」にちなんで……