うまく眠れない日がわりとある。
眠りについた2,3時間後に目が覚め、そのままなかなか寝つけない。
夏に一度心療内科を受診してみた。体の不調はあったものの、心はどうもしていない、体がしんどすぎて精神的にまいってるけど、体さえ良くなれば…そう思っていた。実際、今の暮らしは充分満ち足りている、もちろんすべてではないし、不満も不安もあるにはあるけど、それでもものすごく幸せだと思うから。
むかしは心がどんよりしてた。それはもうひどい精神状態で、なにひとつ楽しいことなんてない、私は幸せを感じる能力が欠落している、とさえ思っていた。若かった、バカだったなぁと笑いとばしそうだけど、それにしては辛すぎた。こじらせていた。長らく鬱状態だったんじゃないか、と振り返ってみて思う。
今は、あの頃とはちがう、うじうじすることは多々あっても、それでも心はいたって元気、と自覚している。
心療内科では、案の定「鬱ではないですね。とりあえず眠れるように軽い抗不安薬をのんでみましょうか」と言われた。つづけて飲まなくても頓服でもいい、とのことで、リーゼという薬を処方してもらった。
リーゼは効いた。3日ほど飲んで、久しぶりに眠れたことを実感し、半分に割って1/2錠に減らしてみた。眠れた。かかえていた目眩やひどい体調不良は、眠れるようになるとずいぶんマシになり(少なくとも立っていられなくなるほどの激しい不調はなくなり)まともな生活ができるようになってきたので、5日もしないうちに薬を飲むのをやめた。
お守りとして数錠のリーゼを残したまま、薬のない日々にもどる。
並行して、健康本を読みあさり、いろいろ試したり、ちょっと生活を変えてみたりしているうちに、体の不調はさらに改善されていった。まだまだ強くはないけど、それでも元気だ。体が元気だと、こんなに気持ちも軽くなるんだ。明るい気持ちが体を元気にする、とよくいうし、実際それは事実だとは思うけど、元気な体が気持ちを明るくするのもまた事実で、今回は後者をしみじみ実感した。
そんなこんなで、明るい気分で、下手くそな鼻歌をうたったりしながら毎日を暮らしているものの、また、うまく眠れない日が増えてきた。中途覚醒はほぼ毎日、そこから再び眠りにつけるようになったので、まだ薬の出番ではないのかなぁと思ってはいるけど。
ちなみに、睡眠にはメラトニンというホルモンが関わっていて、メラトニンが正常に分泌されないと眠れなくなるらしい。メラトニンは、セロトニンがないと分泌されず、セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンからつくられる。トリプトファンを多く含む食材として、豆腐や納豆などの大豆製品、チーズ、バナナ、赤身などがあるそう。どれも大好きで、特に納豆は毎日食べてるんだけどなぁ…。
他、睡眠のためにいいこと
①毎朝きまった時間に起きる→毎朝4時に起床している
②起きたらカーテンをあける→起きたらすぐリビングに移動し、カーテンをあけている
③朝食をたべる→もちろん!これが楽しみ!!
④朝日をあびる→10分間ジョギングをする時間はまだ朝日がでていない
⑤軽い運動をする→ちょこっとヨガと10分間のろのろランニング。軽すぎるのかな。でもむかしから運動不得手の私にはすごすぎる習慣。1年前までの自分に見せつけてやりたいくらい。
快眠への道のりは、悪戦苦闘するかもしれません。
睡眠記録
昨夜22:40就寝、1:00頃目が覚めうだうだ、2:50頃目が覚めうだうだ、3:10頃眠るのを諦め本をよむ